草月会館の魅力と見学完全ガイド!丹下建築と石庭カフェの全貌

草月会館の魅力と見学完全ガイド!丹下建築と石庭カフェの全貌

草月会館の魅力と見学完全ガイド!丹下建築と石庭カフェの全貌を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

草月会館を語る上で絶対に外せないのが、建築界の巨人・丹下健三と、世界最高峰の彫刻家イサム・ノグチのコラボレーションです。現在の建物は1977年に竣工した2代目であり、初代草月会館(1958年竣工)に引き続き丹下健三が設計を担当しました。

外装は、前面に広がる赤坂御用地の豊かな借景をガラスカーテンウォールに丸ごと反射させるL字型の幾何学フォルム。外部の自然環境を自らのファサードとして取り込む設計思想は、半世紀前の建築とは思えない鮮烈さを放ちます。

エントランスを抜けると広がるのが、イサム・ノグチが丹後産の花崗岩を丹念に組み上げて築き上げた石庭「天国(Heaven)」です。1階から2階へと階段状に連なる立体的な石のテラスには、清らかな水が幾段にも落ちる滝が設えられ、いけばな草月流本部としてのダイナミックな生け花作品が大胆に展示されます。丹下の強固なコンクリート構造体と、ノグチの有機的でどこか東洋的な瞑想を誘う石造形が交差するこの場所は、世界中の美術館を探しても類を見ない孤高の芸術空間といえます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

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