透明でネバネバする鼻水の原因とは?風邪やアレルギーの見分け方と治し方

透明でネバネバする鼻水の原因とは?風邪やアレルギーの見分け方と治し方

透明でネバネバする鼻水の原因とは?風邪やアレルギーの見分け方と治し方に関するポイントを分かりやすくまとめました。専門的な情報をご確認ください。

透明でネバネバした鼻水を効率よく排出し、不快感を解消するためには、粘膜の保湿と物理的な洗浄が最も直接的なアプローチとなります。

1. 生理食塩水を用いた正しい鼻うがい
粘り気の強い鼻水や後鼻漏に対して、絶大な洗浄効果を発揮するのが鼻うがい(鼻洗浄)です。水道水をそのまま使うと浸透圧の違いから激しい痛みを伴うため、必ず約0.9%の食塩水(ぬるま湯200mlに対して食塩約1.8g)または専用の市販洗浄液を使用してください。

  • やり方の手順:前かがみの姿勢になり、ノズルを片方の鼻腔に差し込みます。「あー」と声を出しながらゆっくりと液を流し込み、反対側の鼻の穴、または口から液を出します。
  • 絶対の注意点:洗浄中に唾液や洗浄液を飲み込んだり、洗浄直後に強く鼻をかんだりしてはいけません。耳管に液体が逆流し、中耳炎を引き起こす危険性があります。

2. 市販薬(OTC医薬品)の上手な選び方
市販薬を選ぶ際は、主症状に合わせて成分を見極める必要があります。

  • 粘り気をサラサラにして出したい場合:気道粘液修復薬・去痰薬(L-カルボシステイン等)が含まれた内服薬が適しています。粘膜の分泌機能を正常化し、粘り気を薄めるサポートをします。
  • 慢性的な鼻づまりや熱感を伴う場合:漢方薬の辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)が有効です。粘膜の熱を冷まし、膿や粘液の排出を促す働きがあります。
  • 水様性と粘液性が混ざるアレルギーの場合:抗ヒスタミン薬の内服や、ステロイド点鼻薬(局所で抗炎症作用を発揮するもの)が第一選択肢となります。
橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。