度重なる逮捕やアカウント凍結を受けながらも、なぜ彼は配信をやめないのか。その大きな要因となっているのが「投げ銭(ギフティング)システム」による直接的な経済的インセンティブです。
全盛期(2010年代後半〜2026年代初頭)におけるしんやっちょの月収は、ふわっちやツイキャス等のアイテム還元により月額100万円〜300万円規模に達していたと推計されています。炎上によって同時接続者数が増加すればするほど、アンチリスナーを煽る演出や信者リスナーの庇護欲を刺激する言動が飛び交い、結果として高額アイテムが乱れ飛ぶ構造が形成されていました。
しかし、現在の収支状況は大きく様変わりしています。
- プラットフォーム規制による手数料増や換金制限:大手規約により直接の収益化口座が凍結。代理決済やサブスクサービスへの依存を余儀なくされている。
- 法的コストの増大:度重なる刑事事件の弁護士費用、被害者への示談金、民事裁判での損害賠償金の支払いが継続的に発生。
- 推定月収の推移:全盛期の数百万円から、現在は月額20万〜50万円前後まで落ち込んでいるとみられ、生活費と負債返済で自転車操業に陥っている実情が配信内でも吐露されている。
「炎上すれば稼げる」というネットバブルの論理は、プラットフォームの法規制強化と損害賠償リスクの顕在化によって完全に崩壊しつつあります。