富士山の高さ3776Mの真実|測量地点の謎と最高地点・剣ヶ峰の秘密

富士山の高さ3776Mの真実|測量地点の謎と最高地点・剣ヶ峰の秘密

富士山の高さ3776Mの真実|測量地点の謎と最高地点・剣ヶ峰の秘密を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

国内では比類なき存在である富士山ですが、視点を世界に向けると全く異なる実態が見えてきます。

富士山 標高 世界ランキングにおいて、単純な海抜高度だけで比較した場合、富士山の順位は世界第300位台(山脈の副峰を含めない主要峰ベースでも下位)にとどまります。世界の屋根と呼ばれるヒマラヤ山脈の主峰、富士山 標高 比較 エベレスト(標高8848.86m)と比べれば、その高さは半分にも満たず、約2.3倍もの落差が存在します。

しかし、地形学や山岳景観の専門家は「海抜標高の数字だけで富士山のスケールを測ることはできない」と口を揃えます。そこには「比高(ひこう:山の麓からの実際の立ち上がり高さ)」という決定的な指標があるからです。

エベレストが位置するチベット高原やヒマラヤ山麓は、ベースキャンプの時点で標高4000m〜5000mの台地の上にあります。つまり、山としての純粋な立ち上がり(比高)は約3500m〜4000m程度です。

一方の富士山は、南側の駿河湾(海抜0m、さらには最深部2500mの海底谷)からわずか数千メートルの距離で一気に3776mまで垂直に近い形で立ち上がっています。海抜ゼロから遮るものが一切なく3700m以上そびえ立つ完全な単独独立峰は、地球上でもハワイのマウナケア山やアフリカのキリマンジャロなどに匹敵する、極めて稀有でダイナミックな景観構造なのです。

吉田 誠
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吉田 誠

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