Q1:「公平」と「公正」の違いは何ですか?
A1:「公平」は個別の事情を考慮して偏りなくバランスを取る配慮を指すのに対し、「公正」は私情や偏見を挟まず、客観的なルールや社会的な正義にかなっている状態を指します。裁判や法制度のように、誰に対してもブレない共通基準を守るのが「公正」です。
Q2:「機会の平等」と「結果の平等」はどちらが優れていますか?
A2:どちらか一方だけでは社会は機能しません。「機会の平等」だけでは生まれつきの環境格差を是正できず、「結果の平等」を徹底すると個人の努力が否定され社会の活力が失われます。健全な社会や組織では、スタートラインの機会を平等にしつつ、初期ハンディを補正する「公平な支援」を行い、結果に対する正当な差を認めるバランスが重視されます。
Q3:職場で「不公平感」を訴える部下にはどう対応すべきですか?
A3:部下が感じている不満が「配分の一律性(平等)」の問題なのか、「貢献度と評価のバランス(公平)」の問題なのか、「評価基準の不透明さ(公正)」の問題なのかを切り分けます。多くの場合、評価基準や決定プロセスがブラックボックス化している「公正さの欠如」が原因です。配分基準の根拠を数値と客観的事実で丁寧に説明することが解決の第一歩となります。