物語の舞台となるのは、レトロな雰囲気が漂う地下の喫茶店「フニクリフニクラ」。ここには「過去に戻れる特定の座席」が存在し、訪れる客たちはそれぞれの心残りや後悔を胸にその席へと座ります。主要キャストと登場人物の関係性を整理します。
主人公の時田数を中心に、喫茶店の常連客や過去へのタイムリープを望む客たちが複雑かつ温かな人間模様を織りなしています。
喫茶「フニクリフニクラ」の店員と関係者
- 時田数(演:有村架純):喫茶店のウェイトレスであり、時田家の女性の中で唯一「過去に戻るコーヒーを淹れられる」能力の継承者。感情をあまり表に出さず淡々とルールを伝えますが、内心には母との哀しい別れと深いトラウマを抱えています。
- 新谷亮介(演:伊藤健太郎):映画版オリジナルキャラクター。美大生で喫茶店の常連となり、数の頑なな心を自然体で解きほぐしていくキーパーソンです。
- 時田流(演:深水元基):数の従兄であり、喫茶「フニクリフニクラ」の店主。物静かに店と数を見守る包容力ある存在です。
- 謎の客・白いワンピースの女 / 時田要(演:石田ゆり子):過去に戻れる席に常に座り、文庫本を読み続ける幽霊のような女性。席を立つのは1日1回のトイレの瞬間のみ。その正体は、かつてコーヒーが冷めるまでに戻れず幽霊となってしまった数の実母です。
時を超える4つのエピソードとゲストキャスト
- 【第1話:恋人】清川二美子(演:波瑠)× 賀田多五郎(演:林遣都):幼馴染で互いに好意を持ちながらも素直になれない2人。アメリカ行きを決めた多五郎との別れを取り戻すため、二美子は過去へ戻る決断を下します。
- 【第2話:夫婦】高竹佳代(演:薬師丸ひろ子)× 房木康徳(演:松重豊):若年性アルツハイマー病を患い、次第に妻の記憶を失っていく夫・房木と、その姿を受け止めきれず看護師として接する妻・高竹。夫が記憶を完全に失う前に遺そうとした「手紙」の真意を確かめる物語です。
- 【第3話:姉妹】平井八絵子(演:吉田羊)× 平井久美(演:松本若菜):実家の旅館を継ぐことを拒み家出したスナックのママ・八絵子と、実家に戻るよう説得し続けた妹・久美。突然の事故で久美を亡くした八絵子は、激しい自責の念から過去の妹に会いに行きます。
- 【第4話:母子】時田数(演:有村架純)× 時田要(演:石田ゆり子):数自身が抱える母への葛藤と未完了の感情が描かれるクライマックス。妊娠を機に、自身もタイムリープして母の真意を知る旅に出ます。