鍵を無くした時の対処法完全版!警察・費用相場とぼったくり回避策

鍵を無くした時の対処法完全版!警察・費用相場とぼったくり回避策

鍵を無くした時の対処法完全版!警察・費用相場とぼったくり回避策の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

賃貸住宅に住んでいる場合、自己判断で勝手に民間の鍵屋を呼びシリンダーを交換することは契約違反になるリスクがあります。賃貸物件の鍵は建物の付帯設備であり、法的にはオーナー(大家)の所有物だからです。

賃貸アパートで鍵紛失が発覚した際は、管理会社や大家への連絡が最優先事項です。営業時間内であれば管理会社がマスターキーや予備キーを保管している場合があり、駆けつけ対応や鍵の貸出を受けられるケースがあります。夜間や休日の場合でも、24時間対応の入居者専用サポートダイヤルが用意されている契約が多いため、まずは契約書類や会員アプリを確認してください。

ここで多くの入居者が直面するのが、鍵交換費用の大家負担と借主負担の違いです。国土交通省が定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」において、通常損耗や経年劣化による鍵交換は大家負担とされていますが、入居者の過失による紛失は「善管注意義務違反」に該当するため、原則として借主(入居者)の全額自己負担となります。

さらに注意が必要なのが、マンションのオートロック連動キーを紛失した際の弁償問題です。エントランスのオートロックと自室の玄関ドアが1本の鍵で開閉できるシステム(逆マスターキーシステム)の場合、ネット上では「マンション全体のシリンダーを総交換するため数百万円の損害賠償を請求される」という情報が散見されます。

しかし、実際の現場運用において全戸の鍵交換を個人に請求されるケースは極めて稀です。鍵に部屋番号などの個別情報が直接刻印されておらず、住所が特定される危険性が低い場合は、紛失した当該住戸のシリンダーのみをオートロック対応の個別キーとして特注交換(受注生産で約3〜4週間)する対応が一般的です。この場合の費用は3万円〜6万円程度で収まるケースが大多数を占めます。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。