「勧める」と「薦める」の違いとは?ビジネスで恥をかかない使い分け術

「勧める」と「薦める」の違いとは?ビジネスで恥をかかない使い分け術

「勧める」と「薦める」の違いとは?ビジネスで恥をかかない使い分け術について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

実務の現場では、同音である「進める」も加わり、三重の混同が生じがちです。「進める」は物事を前方に動かす、進行させる、はかどらせるという意味であり、他者への働きかけや推薦とは根本的な次元が異なります。

それぞれの特性と使い分けの境界線を、客観的なデータおよび実務基準に基づき下表に整理しました。

項目詳細・中心的な意味合い一般的な基準・代表的な用例編集部の見解・実務上の判定勧める(勧誘・行動促進)相手にある動作や決断を行うよう促す。アクションが主体。・早めの受診を勧める
・サービスの利用を勧める
・お茶を勧める(飲食を促す)「〜してみたらどうですか?」と行動を促す文脈では100%こちらを採用する。薦める(推薦・対象の提示)人や物が優れていると評価し、他者に紹介・推挙する。モノ・人が主体。・後任に彼を薦める
・特産品をお薦めする
・推薦図書を薦める「イチオシの品・人」を提示する場面。名詞「お薦め」は物や人に対して用いる。進める(進行・前進)物事を前に進める、スケジュールを進行させる、段階を上げる。・プロジェクトを進める
・時計の針を進める
・議論を次の段階へ進める行動の促進や推薦ではなく、作業の進捗・物理的移動を指すため識別は容易。
田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。