かつての銀座で観光バスを連ねた団体客は激減した。代わりに増えたのは、京都の町家を長期で借り切る個人旅行者や、地方の温泉街でひっそりと過ごす家族連れだ。彼らが求めているのは、日本の「日常」そのもの。コンビニのスイーツ、静かな路地裏、親切な接客。これらは中国のSNS「小紅書(RED)」で瞬時に拡散され、次の旅行者を呼び寄せる。爆買いの対象はモノからコトへ、そして日本の空気感そのものへと移り変わっている。
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