ネット上の情報には、科学的根拠を欠いた誤解が多く存在します。特に注意すべき2つの盲点を是正しておきましょう。
1つ目は、「激しい有酸素運動を直前にすれば、どんな濃厚ラーメンを食べてもチャラになる」という思い込みです。運動によって消費されるエネルギーはせいぜい300〜500kcal程度であり、二郎系や家系ラーメンの過剰な脂質・塩分負荷を帳消しにすることはできません。むしろ激しい運動直後の枯渇した筋肉・肝臓は栄養を急速に吸収しようとするため、直後の高脂質・高塩分食は血管系へのストレスを高めるリスクがあります。
2つ目は、「ノンオイルやヘルシー系ラーメンなら毎日食べても無害」という誤解です。油分がカットされていても、麺自体の精製炭水化物量とスープの塩分濃度が変わらなければ、血管内皮機能やインスリン抵抗性に対する悪影響は残り続けます。頻度そのもののマネジメントこそが本質です。