費用を最小限に抑えつつ、温かみのある手作り感を楽しみたい場合、クリスマスツリー向けフェルトをダイソーやセリアなどの100均で調達するのが効率的です。近年は手芸コーナーの充実度が著しく、大判フェルト(70cm×60cm等)から粘着テープ付きマジックテープ、布用接着剤までワンストップで揃います。
フェルトのクリスマスツリーを手作りする際、最も手戻りを防ぐ方法はWeb上で提供されている「無料型紙」の活用です。手芸専門ブログや育児情報サイトが配布しているPDF型紙をA4用紙に分割印刷して繋ぎ合わせるだけで、左右対称の美しいツリーのアウトラインを誰でも簡単にトレースできます。
裁断と組み立てをスムーズに進める手順は以下の通りです。
- ベースツリーの裁断:大判の緑色フェルトを縦半分に折り、型紙を当ててチャコペンで外枠を引きます。折り目を残したまま裁断することで、完全な左右対称のツリーベースが完成します。
- オーナメントの量産:赤、白、黄、金、水色などのカラーフェルトを用意し、星、靴下、ジンジャーマン、キャンディケインなどのモチーフを切り抜きます。ピンキング鋏を使用すると断面が波型になり、ほつれ防止とデザイン性の向上が同時に図れます。
- マジックテープの圧着:オーナメントの裏面に「オス面(硬いトゲトゲ側)」を、ツリー本体に「メス面(柔らかいループ側)」を布用接着剤またはグルーガンで固定します。フェルト生地同士の摩擦だけで接着する設計にする場合、ツリーベースを起毛感の強いフェルトにすることでマジックテープの貼付作業を大幅に省略できます。
乳幼児がいる家庭でフェルトのクリスマスオーナメントを作る際、最も配慮すべきはサイズ基準です。日本小児科学会および誤飲防止基準(トイレットペーパーの芯を通過する直径39mm以下は危険)に準拠し、すべてのパーツの最短幅を50mm以上で設計することが事故防止の鉄則です。