かぎ針編みの「すじ編み」とは?畝編みとの違いや編み図記号・編み方を解説

かぎ針編みの「すじ編み」とは?畝編みとの違いや編み図記号・編み方を解説

かぎ針編みの「すじ編み」とは?畝編みとの違いや編み図記号・編み方を解説とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

すじ編みを編むための具体的な手の動かし方と、編み図記号の読み解き方を順を追って確認しましょう。

1. すじ編みの編み図記号の見分け方

日本の標準的な編み図において、すじ編みは「通常の編み目記号の下に横棒(または緩やかな波線)」を付け加えて表記されます。

  • 細編みのすじ編み記号:「+」または「×」の記号の下に「―」がつく
  • 長編みのすじ編み記号:「T」に斜線が1本入った長編み記号の下に「―」がつく
  • 中長編みのすじ編み記号:「T」の記号の下に「―」がつく

この記号を見かけたら、「鎖の2本をまとめて拾うのではなく、向こう側半目だけをすくう」というサインです。

2. 細編みのすじ編みの手順(ステップ・バイ・ステップ)

最も頻繁に用いられる「細編みのすじ編み」の標準的な編み順序は以下の通りです。

  1. 立ち上がりの鎖編みを1目編む。
  2. 前段の編み目の頭(上から見てV字になっている鎖目)を確認する。
  3. かぎ針をV字の中央上から差し込み、自分から見て奥側(向こう側)の糸1本だけを針先にかける。
  4. 針に糸をかけて、すくった半目から引き出す(針にループが2本かかった状態)。
  5. もう一度針に糸をかけ、2本のループを一気に引き抜く。

この動作を繰り返すことで、編み地の表側に手前の半目が1本ずつ横ラインとなって残っていきます。

3. 長編みのすじ編みをきれいに仕上げるコツ

長編みですじ編みを行う場合は、立ち上がりの鎖編み3目を編んだ後、針に糸を1回巻きつけてから前段の向こう側半目に針を入れます。

長編みは細編みに比べて高さがあるため、向こう側半目を拾って糸を引き上げる際に強く引っ張りすぎると、拾った半目が縦にびよんと伸びてしまい、編み目に不要な隙間(穴)が空いてしまいます。「拾った糸を上に引き上げすぎず、針の太さ通りの高さをキープして編む」ことが美しく仕上げる最大の秘訣です。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。