神社の鳥居が持つ本当の意味とは?赤色や種類の謎と正しい参拝作法

神社の鳥居が持つ本当の意味とは?赤色や種類の謎と正しい参拝作法

神社の鳥居が持つ本当の意味とは?赤色や種類の謎と正しい参拝作法について徹底解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

神社参拝における一連の所作は、形式的なマナーにとどまらず、神域へ敬意を払うための精神的アプローチです。しかし、近年の観光地化やSNSの普及に伴い、現場では無自覚なマナー違反が散見されます。神職への取材データおよび神社本庁が推奨する基本作法に基づき、正しい手順を整理します。

まず、境内に入る際は「鳥居の前で立ち止まり、深く一揖(いちゆう・約15度〜30度の一礼)」をしてからくぐります。これは他人の家を訪ねる際に「失礼します」と声をかけて一礼する挨拶と同様の道理です。鳥居が「一の鳥居」「二の鳥居」「三の鳥居」と複数ある場合は、通過するごとに一礼するのが正式な作法とされます。

鳥居をくぐる際の足の運びにも細やかな所作が存在します。参道の左側を通る場合は「左足」から踏み出し、右側を通る場合は「右足」から踏み出すのが基本です。これには「神様がいる中央に対して背やお尻を向けない」という身体操作上の敬意が込められています。

そして最も厳格に守るべきルールが、「参道の中央(正中・せいちゅう)を歩かない」ことです。正中は神様が通る専用のルートとされており、人間が堂々と正中を闊歩することは神道上、大変な無礼にあたります。参道を歩く際は必ず中央を空け、左右どちらかの端(「左側通行」または「右側通行」の指示看板がある神社ではそれに従う)を進むのが鉄則です。中央を横切る必要がある場合は、軽く頭を下げながら速やかに通過するのが礼儀とされています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。