カールはなぜ東日本で消えた?西日本限定の真相と2026年最新の入手法

カールはなぜ東日本で消えた?西日本限定の真相と2026年最新の入手法

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2017年の合理化に際し、ラインナップの大幅な整理も行われました。かつて親しまれていた「カレーあじ」「大人の贅沢カール」「小袋タイプ」などが生産終了となり、現在は「カール チーズあじ」と「カール うすあじ」の2本柱のみが製造されています。

この2つのフレーバーには、日本の東西における味覚文化が色濃く反映されています。

「チーズあじ」は、チェダー、ゴーダ、エメンタールなど6種類のチーズをブレンドした重厚なコクと香ばしさが特徴で、東日本・西日本を問わず根強いファンを持ちます。一方の「うすあじ」は、昆布と鰹(かつお)の合わせだしに淡口醤油の風味を利かせた繊細な和風仕立て。販売縮小前の実売データにおいても、うすあじの売上の大半は出汁(だし)文化の根付く関西地方に集中していました。

ファンから熱烈なラブコールが続く「カレー味の復活」についてはどうでしょうか。2026年現在に至るまで、明治からレギュラー商品としてのカレー味復活に関する公式発表はありません。明治関係者の過去の証言や流通筋の見解によれば、単一工場での生産効率を極限まで高めている現状において、カレー特有の強いスパイス臭が他ラインの香料へ移ることを防ぐための洗浄コストや段取り替えの負荷が極めて高く、再開のハードルは依然として高い状態にあります。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。