そもそもオービスは、軽微な速度違反ではなく、悪質な大幅速度超過を未然に防ぎ抑止することを主目的に設置されている。道路交通法が規定する違反基準において、一般道路では法定速度を30km/h以上、高速道路では40km/h以上上回った場合にオービスのシャッターが切られるのが一般的だ。
この速度域における交通違反取締は、反則金を支払えば済む「青切符」の適用範囲を超え、刑事罰の対象となる「赤切符」(交通反則告知書ではなく供述調書作成と簡易裁判へ至る手続き)が切られる事態となる。一発で免許停止(免停)処分となり、違反点数は最低でも6点以上が加算される。累計点数によっては免停期間が長引くだけでなく、免許取消処分に至るケースもあるため、その代償は極めて重い。