専業主婦として家庭を支える一方で、榎本加奈子さんは実業家としても非凡な才能を開花させました。その代表格が、札幌発祥の食文化にいち早く着目してプロデュースしたスープカレー専門店「KANAKOのスープカレー屋さん」の展開です。
単なるタレントプロデュースの看板貸しにとどまらず、スパイスの配合や食材の選定、スープのコクと旨味のバランスに至るまで自ら徹底的に試行錯誤を重ねた本格派の味を提供。札幌、仙台、横浜などに店舗を展開し、カレーフリークや地元住民から高い評価を獲得しました。時代の変化や外食産業のトレンドに合わせて事業形態を最適化し、催事出店やオンライン展開など、柔軟な経営判断を行ってきた点にもビジネスパーソンとしての聡明さが現れています。
さらに競馬界においても、夫・佐々木主浩氏とともに馬主文化の象徴として確固たる存在感を誇っています。佐々木氏の所有馬であるヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロスといったG1馬たちの勝利の場には常に榎本さんの姿がありました。関係者スペースで見せる洗練された佇まいや、馬に対する真摯な愛情は競馬ファンの間でも非常に有名であり、単なる「アスリートの妻」を超えたパートナーシップを築いています。