なぜ白だし唐揚げは冷めても旨い?黄金比と二度揚げの科学を徹底解説

なぜ白だし唐揚げは冷めても旨い?黄金比と二度揚げの科学を徹底解説

なぜ白だし唐揚げは冷めても旨い?黄金比と二度揚げの科学を徹底解説とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

料理SNSやクックパッドの人気レシピでも上位に挙がる「白だし唐揚げ」ですが、実際に家庭で作る際に最も多くの人が直面するトラブルが「揚げたては美味しいが、お弁当箱に詰めると衣がシナシナになる」という現象です。

この問題を解消する唯一の方法が、「温度差をつけた二度揚げ」です。

  1. 1度目の揚げ工程(160℃〜165℃で約3分):
    中温の油に肉を静かに入れ、最初の1分間は衣が固まるまで触りません。衣が固まったら途中で一度裏返し、全体が淡いキツネ色になった段階で油から引き上げます。この時点では内部は8割程度の火入れ状態です。
  2. バットでの余熱休止(約3〜4分):
    引き上げた唐揚げを網付きバットに立てるように並べ、余熱で内部の中心温度をじっくり上げます。肉汁が全体に行き渡り、急激な水分蒸発によるパサつきを防ぎます。
  3. 2度目の揚げ工程(180℃〜185℃で約45〜60秒):
    油の温度を高温に引き上げ、唐揚げを油に戻します。菜箸で空気に触れさせながら強火で表面の水分を飛ばし、チリチリという高い揚げ音に変わったら一気に引き上げます。

この二度揚げによって、衣の内部に残った余分な水分が完全に揮発し、冷めても油が回らず、カリッとした心地よい歯ごたえが長時間持続します。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。