気温13度の服装選びにおける最初の分岐点は、その日の「最高気温」が13度なのか、それとも「最低気温」が13度なのかという点です。ここを取り違えると、体感温度と実際の気候に大きなズレが生じます。
最高気温13度の日は、主に11月下旬〜12月上旬の晩秋から冬への移行期、あるいは2月下旬〜3月上旬の早春に多く見られます。日中の最も暖かい時間帯でも13度までしか上がらず、通勤・通学の時間帯や日没後は5度〜8度前後の真冬に近い冷え込みになります。そのため、スタイリングの基本は「しっかりとした防寒」です。風を通さないウールコートやライナー付きアウター、保温性の高い厚手ニット、機能性発熱インナーを組み合わせるのが正解です。
一方、最低気温13度の日は、4月〜5月中旬の春本番や、10月前後の過ごしやすい秋に該当します。朝晩はひんやりとするものの、日中は太陽が出て18度〜22度前後まで気温が上昇します。日中に厚着をしていると汗をかいてしまうため、長袖カットソーや薄手シャツの上に、トレンチコートやマウンテンパーカー、カーディガンなどを羽織る「体温調節しやすいレイヤードスタイル」が基本となります。