この施設が誇る湯の圧倒的な実力を語る上で欠かせないのが、学術的にも貴重な泉質である。一般社団法人日本温泉協会の基準においても高い評価を受ける「自噴含鉄ナトリウム塩化物泉」は、地下深層から大地のエネルギーとともに湧き出している。塩分濃度が高いため湯冷めしにくく、冷え性や疲労回復、筋肉痛の緩和に優れた効果を発揮する。
「湯口から注がれる湯を手ですくうと、ほのかに金気臭と潮の香りが立ち上る。これは人工的な加水・加工では決して再現できない天然の証です」と、現地の湯守は語る。四国有数の成分総計を誇るこの濃厚な湯は、まさに地球が育んだ天然の美容液であり、日帰り入浴でありながら本格的な湯治宿に匹敵する満足感を届けてくれる。