実は、松坂桃李自身が実際に「仮面ライダー」のTVシリーズで主演を務めた過去はない。彼が演じたのはスーパー戦隊シリーズのレッドだ。それにもかかわらず、検索窓に名前を入力すると必ずと言っていいほど「仮面ライダー」が上位に現れる。
この現象の裏には、日曜朝の「スーパーヒーロータイム」として長年親しまれてきた特撮枠の強い結びつきがある。さらに、近年の大人向け特撮映画の隆盛に伴い、「今の松坂桃李が演じる仮面ライダーを見てみたい」というファンの待望論が爆発的に広まったことが背景にある。間違われやすいという単純な理由を超えて、彼の存在そのものが“特撮アイコン”として認知されている証拠と言えるだろう。