Q1:バンパーの小さな擦り傷を爪で引っ掻いて引っかかるレベルでも、コンパウンドで消せますか?
A1:爪が引っかかる傷は、表面のクリア層を貫通してカラー塗料や樹脂下地にまで達しています。コンパウンドは周囲の塗装を微細に削って平滑にする研磨剤であるため、この深さの傷を無理に消そうとすると周囲の下地まで露出させてしまいます。コンパウンド単体ではなく、タッチペンでの塗料補充かプロによる部分塗装が必要です。
Q2:中古の同色リサイクルバンパーを取り寄せて交換するのはお得ですか?
A2:本体代金を新品の半額程度に抑えられるため非常に有効な手段です。ただし、同じカラー型番であっても「製造ロット」「日焼けによる経年劣化」により、車体本体とバンパーで色味の差が生じるリスクがあります。また、ADAS搭載車の場合は中古バンパーであってもセンサーの移植とディーラー等でのエーミング作業が別途必要となる点にご留意ください。
Q3:バンパーが割れて少しぐらついていますが、タイラップ(結束バンド)で留めて車検に通せますか?
A3:原則として通りません。結束バンドによる固定は「仮固定」と見なされ、走行中の脱落リスクや歩行者保護性能の観点から検査官によって不適合と判断されます。車検を通過させるには、裏面からの専用樹脂溶着ピンによる補修やステーの正規交換が必要です。