「北海道中継センター」という名称は、特定の単独ビルだけを指すわけではありません。各配送キャリアが道内に構える大規模物流ハブ(集約ターミナル)の総称や通称として用いられるケースが大半です。
代表的な拠点として知られるのが、ヤマト運輸の恵庭ベース(道央主幹統括支店)です。道央自動車道や国道に直結する恵庭市に位置し、本州から苫小牧港に届いたコンテナや道内各地へ向かう幹線トラックが集約される、北海道物流の心臓部となっています。一方、航空便を活用する荷物に関しては、北海道中継センターと新千歳空港周辺の貨物ターミナルが直結しており、空港近郊の物流団地に位置する拠点で迅速な仕分けが行われます。
日本郵便の場合は「札幌中央郵便局」や道央エリアの地域区分局、佐川急便では「北海道中継センター」や「札幌営業所」などのメガハブが同等の役割を果たしています。いずれの施設も、道内全域へ荷物を振り分けるための戦略的な要衝に配置されています。