TOKYO COOLの最大の武器は、新人離れした圧倒的なテンポ感と舞台度胸にあります。それもそのはず、二人の芸歴を紐解けば、お笑い界の荒波を四半世紀以上にわたり潜り抜けてきた生粋のベテランです。
ツッコミ担当のカンカンは、かつて放送作家としても活動する浜ロンとのお笑いコンビ「ゴリゴリ」やピン芸人として、数々のライブやCS番組でマイクを握り続けてきました。一方、ボケの前すすむは漫才コンビ「ぴんぽんず」としてデビューし、長年にわたり東京のお笑い地下シーンを牽引してきたプレイヤーです。
世代的には1990年代後半デビューの世代であり、同期や同世代にはナイツ、おぎやはぎ、錦鯉といった現在の第一線級が名を連ねています。「若手枠」として扱われる番組に出演しても、実態は審査員や司会者とキャリアが変わらないという現象が度々起きるのは、彼らが背負う芸歴の重みゆえです。