ネット上の掲示板やSNSでは、「英検準1級のライティングではパス単の難関語彙を散りばめないと高得点が取れない」という俗説が散見されます。しかし、これは明確な誤解です。
実際の採点現場では、文脈に合わない不自然な学術語(Big words)を無理やり詰め込んだ答案は、かえって「語彙の運用能力が未熟」と判断されます。英検準1級で求められているのは、「標準的な語彙をコロケーションに沿って正確に使いこなす能力」です。
また、「自分の本当の意見を書かなければならない」と思い込んでいる受験生も少なくありません。ライティングテストは思想信条を測る場ではなく、あくまで「論理的な文章を組み立てる言語運用能力」を測定する試験です。自分が本心では賛成であっても、英語で理由や具体例を2つ思いつきやすいのが反対派の立場であれば、迷わず「反対」の立場をとる戦略的柔軟性こそが求められます。