テレビ東京系の名物番組「出没!アド街ック天国」で小田原特集が組まれるたび、必ずと言っていいほど熱い視線を集めてきた。さらに「孤独のグルメ」のような実力派個食カルチャーを愛する層からも絶大な支持を受けている。誰にも邪魔されず、白米と味噌汁、そして主菜の魚と無心で向き合う時間は、現代人にとって何物にも代えがたい救済だ。
飾らない店構えの中に漂う、本物の風格。メディアで話題になったからといって奢ることなく、目の前の一客に集中する姿勢が、一度訪れた者を瞬時に熱烈なリピーターへと変えていく。メディアの露出はきっかけに過ぎず、本質は丼一杯に注がれた真摯なエネルギーにある。