Q1:40歳で貯金1000万円は同世代と比較して本当に少ないのでしょうか?
A1:統計上は決して少なくありません。金融広報中央委員会の調査データによると、40代二人以上世帯の金融資産中央値は約250万〜300万円、単身世帯の中央値は100万円未満です。1,000万円以上の金融資産を保有している40代は全体の上位20〜28%程度であり、十分に上位層へ位置しています。
Q2:貯金が1000万円あっても将来が不安なのはなぜですか?
A2:40代特有の支出イベントである「子どもの大学進学費用」と「住宅ローン残債」のピークが重なるためです。また、物価高や年金制度の不透明感から「老後資金としてこれだけでは心もとない」という心理的プレッシャーが働き、額面の多さに見合わない不安感が生じます。
Q3:手元にある1000万円はすべて新NISAで運用すべきですか?
A3:全額の投資は避けるべきです。万が一の病気、減収、自然災害などに備えるため、手取り月収の半年〜1年分(約300万〜500万円程度)は流動性の高い預貯金として確保してください。その余剰資金を数年かけて新NISAの非課税枠へ計画的に分散投資していく手法が、リスク管理の観点から最も堅実です。