番組が順風満帆に見えた2004年、視聴者とテレビ関係者を震撼させる緊急事態が発生しました。小堺一機が健康診断を契機に首の違和感を訴え、精密検査の結果「右側頸部腫瘍」が判明したのです。同年8月、腫瘍の摘出手術のため番組開始以来初めてとなる約1カ月間の長期休養を余儀なくされました。
一部報道では悪性リンパ腫の疑いも報じられ、病気の進行を危惧する声が上がりましたが、摘出された腫瘍は良性であり、手術は無事に成功しました。特筆すべきは、この絶対絶命のピンチを救った盟友たちの連帯です。小堺の不在期間、長年のコントパートナーである関根勤をはじめ、明石家さんま、所ジョージ、勝俣州和、柳沢慎吾らが日替わりで代打司会を買って出たのです。
普段は他局で冠番組を抱える超一流芸人たちが「小堺の留守を守る」という一点で集結し、スタジオを沸かせ続けました。復帰当日の放送で、トレードマークの笑顔を見せながら「健康のありがたみが身に染みました」と深々と頭を下げた小堺の姿は、視聴者の胸を強く打ちました。この時築かれた仲間たちとの絆と徹底した体調管理の意識は、その後の長いキャリアを支える礎となっています。