土俵の外でも九州場所ならではの熱気と課題が存在します。来場者の間で大きな話題を呼んでいるのが会場限定グッズ評判です。福岡の伝統工芸である博多織とコラボレーションしたポーチや限定巾着、地元名物の明太子・もつ鍋フレーバーを取り入れた応援スナックは、開場から数時間で完売するアイテムが続出。「昼過ぎに入場した段階で目当ての限定タオルが売り切れていた」という不満の声も散見され、限定品狙いのファンは午前の早い段階で会場入りするのが鉄則となっています。
一方、地方場所特有の楽しみとして根強い人気を誇るのが各相撲部屋の巡業宿舎アクセスを巡るカルチャーです。本場所中、各部屋は福岡市東区、糟屋郡、太宰府市、直方市、糸島市など県内各地の寺社や保養施設に宿舎を構えます。早朝の澄んだ空気の中で行われる朝稽古の見学は、力士たちの肉体が擦れ合う生々しい音を肌で感じられる貴重な機会です。
しかし、近年のネットの反応と口コミを検証すると、一部ファンのマナー違反が深刻な摩擦を生んでいる実態が浮き彫りになっています。SNS上では「稽古中の無断フラッシュ撮影や私語で力士の集中が途切れていた」「駐車マナーで近隣住民から苦情が出て見学禁止になった部屋がある」といった懸念が報告されています。宿舎は神聖な鍛錬の場であり、力士たちの生活拠点でもあるため、厳格な礼儀と距離感を保つ配慮が強く求められています。