嵐山モンキーパークいわたやまのサルたちは、毎日の給餌によって山頂に集まっていますが、完全に野生のニホンザルです。飼いならされたペットではないため、人間の不用意な行動が威嚇行動や咬傷事故につながる危険性を孕んでいます。施設側が徹底して呼びかけている基本ルールを必ず頭に入れておく必要があります。
最も重要な注意点が「サルの目をじっと見つめないこと」です。サルの社会において、正面から目を合わせ続ける行為は「敵対・威嚇のシグナル」と見なされます。目が合いそうになったら自然に視線をそらすのが鉄則です。
また、「絶対にサルに触らないこと」も厳守しなければなりません。特に春から初夏にかけて生まれる愛らしい赤ちゃんザルに手を伸ばそうとすると、近くにいる母ザルや群れのリーダーが激昂して襲いかかってくるケースがあります。安全距離として最低2メートル以上の間隔を保つことが求められます。
手荷物の管理にも細心の注意が必要です。サルたちは「レジ袋やトートバッグ=食べ物が入っている」と学習しています。屋外でビニール袋をガサガサ鳴らしたり、リュックのポケットからペットボトルやスナック菓子を露出させていると、背後から飛び乗られて奪われる恐れがあります。食べ歩きや屋外での飲食は完全に禁止されており、餌やり体験は山頂の「休憩所(金網で囲まれた屋内)」の中だけで許可された専用のリンゴや落花生(1袋約100円〜)を使用してください。