耳の裏の臭いはなぜ起こる?納豆・チーズ臭の正体と正しい消臭ケア

耳の裏の臭いはなぜ起こる?納豆・チーズ臭の正体と正しい消臭ケア

耳の裏の臭いはなぜ起こる?納豆・チーズ臭の正体と正しい消臭ケアについての疑問解決ガイドをお届けします。

耳の裏を触った際、爪の間に「黄色い湿ったカス」が付着したり、フケのようにポロポロと剥がれ落ちたりする場合は、単なる皮脂汚れではなく脂漏性皮膚炎を発症している疑いがあります。

脂漏性皮膚炎は、皮膚に普段から存在するマラセチア菌(カビの一種)が、過剰に分泌された皮脂を栄養源として異常増殖することで起こる皮膚疾患です。マラセチア菌が皮脂を分解する際に生じる遊離脂肪酸が皮膚組織を刺激し、慢性的な炎症を引き起こします。

一般的な汚れと脂漏性皮膚炎を見分けるチェックポイントは以下の通りです。

  • 耳の裏の溝が赤くただれている、または強い痒みがある。
  • 黄色く湿った垢のようなカスが、洗っても翌日にはすぐに再付着する。
  • 耳の付け根の皮膚がひび割れ(亀裂)を起こし、触ると痛がゆい。
  • 頭皮の生え際や小鼻の周りにも同様の赤みや皮剥けが見られる。

こうした症状がみられる場合、市販のボディーソープで力任せに洗い流そうとする行為は皮膚バリアを完全に破壊し、症状を劇的に悪化させます。まずは抗真菌成分(硝酸ミコナゾール)や抗炎症成分(グリチルリチン酸ジカリウム)を配合した市販の薬用洗浄料や外用薬を検討し、数日経っても赤みや痛みが引かない場合は迷わず皮膚科専門医を受診してください。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。