今でこそ誰もが羨むその高身長だが、かつての日本社会において、それは彼女にとって深いコンプレックスだった。学生時代は「でかい」とからかわれ、目立たないように背を丸めて歩いていたというエピソードは有名だ。自分の居場所を見出せない少女が、ファッションの世界と出会ったことで運命は一変する。
「この身体こそが私の武器になる」。そう確信した彼女は、単身ニューヨークへ渡り、アジア人モデルの先駆者としてランウェイを席巻した。かつて自分を苦しめた特徴を、世界をねじ伏せる最強の個性に昇華させた生き様は、多くの人々に勇気を与え続けている。