店舗の裏手では、自社配送の軽トラックが慌ただしく出発の準備を進めていた。スマートフォン操作が苦手な高齢者や、重い米や調味料を持ち帰るのが困難な世帯向けに、電話一本で即日配送する「お買い物サポート」を実施している。
配達スタッフはただ商品を届けるだけにとどまらない。「〇〇さん、今日はちょっと元気がないな」「電球が切れて困っていたから替えてあげた」といった、地域のみまもり機能を自然体で果たしている。利便性だけを追求する無人配送ドローンには決して真似できない、人と人との温度感のあるつながりが地域社会を支えている。