「ニングル」とは、北海道の先住民族であるアイヌの伝承に登場する「森の知恵者」と呼ばれる身長15センチメートルほどの小人のこと。倉本聰氏は作品世界を通じてこの伝説に命を吹き込み、人間と自然の共生という深いテーマを問い続けてきた。
かつてフジテレビ系列で放送され、日本中に深い感動を呼んだ名作ドラマ『北の国から』のロケ地としても知られるこの場所は、単なるロケ地観光の枠を超え、作者の理念を肌で体感できる文化的価値の高いスポットとして親しまれている。木造の散策路を歩きながら耳を澄ませば、風のそよぎと共に小さな足音が聞こえてきそうだ。