多くの鼻炎症状は両方の鼻腔で起こりますが、「なぜか片方の鼻の穴からだけ、無色透明な水のような液体がポタポタと落ちてくる」というケースは例外的な危険サインです。
特に、下を向いた時や重いものを持ち上げた拍子にサラサラと垂れてくる場合、「脳脊髄液鼻漏(のうせきずいえきびろう)」の疑いが生じます。これは頭蓋骨の底にある骨に隙間ができ、脳と脊髄を満たしている髄液が鼻腔へと漏れ出してしまう重篤な状態です。放置すると髄膜炎を引き起こし高熱や意識障害を招くリスクがあるため、片側からだけ水のような液体が止まらない場合は、速やかに耳鼻咽喉科や脳神経外科を受診してください。