函館山ロープウェイを利用する上で、気象条件に伴う「突発的な運休」への警戒は欠かせません。函館山は津軽海峡からの強風をダイレクトに受ける孤立峰であり、風速15m/s〜20m/sを超える強風が観測されると、乗客の安全確保のため予告なく減速運転または運転見合わせ(運休)に入ります。
特に春一番の吹く3〜4月、台風接近時、発達した低気圧が通過する初冬などは、午前中は晴天でも夕方から急激に風速が増してロープウェイがストップする事例が珍しくありません。当日の運行状況は、公式ホームページのトップページや公式X(旧Twitter)でリアルタイム配信されているため、ホテルを出発する直前の確認を習慣化してください。
さらに注意が必要なのが、毎年秋口に実施される法定定期点検(施設メンテナンス期間)です。例年10月下旬から11月上旬にかけての約2〜3週間、ロープや搬器の全般検査のためロープウェイは完全に全館運休となります。この期間中に山頂へアクセスする場合、後述する「函館山登山バス」やタクシーへの迂回が必須となるため、旅行日程が秋に重なる方は整備スケジュールの事前確認を怠らないようにしましょう。