画面が割れてしまった直後、修理店へ持ち込むまでの間に何をすべきか。初動の対応次第で、データの生存確率や修理費用の総額が大きく変わります。
最初に行うべきは、ガラスの飛散と水分の侵入を防ぐスマホ画面割れテープ保護です。幅の広い透明梱包用テープ(OPPテープ)や市販の応急保護フィルムを、気泡が入らないように画面全体へ密着させて貼り付け、端末のフチからはみ出た余剰部分をカッター等で慎重に切り取ります。セロハンテープのツギハギ貼りや、割れた箇所を指先で強く押し込む行為は、ガラス片を内部パネルへ押し込んでトドメを刺す原因になるため厳禁です。
万が一、画面のヒビによってタッチパネル反応しない対処法としては、有線マウスの活用が極めて有効です。Android端末であれば「USB Type-C to USB-A変換アダプタ」を介して一般的なPC用マウスを接続するだけで、画面上にマウスポインタが現れて通常通り操作できます。iPhone(iOS 13以降)でも「AssistiveTouch」設定が有効であれば同様にマウス操作が可能です。
操作が可能になったら、一刻の猶予もなくスマホデータバックアップ移行を実行してください。クラウドストレージ(iCloudやGoogle One)への即時同期はもちろん、PCに有線接続してローカルへのフルバックアップを作成します。LINEなどのトーク履歴の引き継ぎ設定、金融機関アプリや二段階認証アプリのアカウント連携設定を最優先で済ませておくことが、最悪の基板故障時に後悔しないための防衛策です。