旅行予約サイトで表示される「片道4,500円」「往復9,800円」といった派手なキャッチコピーには、旅行初心者が陥りがちな構造的トラップが存在します。SNS上でも「最安値で予約したつもりが、最終決済画面で倍額になった」という嘆きの声が散見されます。
見落としてはならない隠れコストは主に以下の3点です。
第一に、諸税・燃油サーチャージの別建てです。LCC各社のセール運賃には、国際線旅客サービス施設使用料(関空:大人3,100円)や旅客保安サービス料(320円)、韓国側の出国納付金・空港利用料(約32,000ウォン)が含まれておらず、これらだけで往復約8,000円前後が必ず上乗せされます。
第二に、受託手荷物(預け荷物)料金の加算です。ピーチの「シンプルピーチ」やチェジュ航空の「FLY運賃」などの超格安プランは、機内持ち込み手荷物(7kg以内)のみに限定されています。冬服のかさばる衣類や、韓国コスメ・食品を大量に購入して帰国時に手荷物を預ける場合、往復で6,000円〜10,000円程度の追加チャージが発生します。
第三に、座席指定料・決済手数料です。同行者と並び席を確保するための座席指定料(片道数百円〜千円超)や、クレジットカード決済手数料(各社片道数百円)が積み重なることで、当初の想定運賃から大きく乖離していく仕組みになっています。