今回の改編をめぐっては、医療情報や噂が錯綜しがちです。正しい判断を行うために、押さえておくべき2つの決定的な事実があります。
第1の誤解は、「病院そのものが跡形もなく消滅してしまうのではないか」という不安です。前述の通り、病院施設自体が閉鎖されるわけではありません。医療法人湘和会の運営母体は維持され、建物・設備を活かした「湘南リハビリテーション病院」として、湘南・鎌倉地域の高齢化や急性期治療後の社会復帰を支える重要な専門病院として機能し続けます。
第2の誤解は、「名医による乳腺診療が完全に受けられなくなるのではないか」という点です。土井卓子医師をはじめとするエキスパート医師陣は、同院の外来終了に伴い、近隣の提携クリニックや系列の医療機関、あるいは新たな診療拠点へと活動の場を移して医療活動を継続しています。病院というひとつの「ハブ」の形は変わっても、医師個人の医療技術や熱意が失われたわけではありません。