子どもの体重が小学6年生 体重 40キロや小学6年生 体重 50キロに達したとき、「太りすぎではないか」と不安を抱くケースが散見されます。しかし、大人の感覚で体重の数値だけを切り取って判断するのは極めて危険です。
たとえば、身長が140cmで体重50kgの場合は肥満傾向と判断されますが、すでに成長スパートに入り身長が160cm近くまで伸びている子どもであれば、50kgは健康的な標準体重の範囲内となります。小児の体型評価においては、大人向けのBMI(体格指数)ではなく、学童専用の判定基準を用いる必要があります。
小中学生の体型を測る「ローレル指数」の計算式と目安
小児の発育判定で長年用いられている代表的な指標が「ローレル指数」です。
【ローレル指数 小学生 計算式】
ローレル指数 = 体重(kg) ÷ 身長(cm)^3 × 10^7
算出された数値から、以下の基準で体型を判定します。
- 100未満:やせすぎ
- 100以上 〜 115未満:やせぎみ
- 115以上 〜 145未満:普通(標準体型)
- 145以上 〜 160未満:太りぎみ(軽度肥満傾向)
- 160以上:太りすぎ(肥満傾向)
たとえば、身長148cm・体重45kgの小6児童の場合、45 ÷ (148 × 148 × 148) × 10,000,000 ≒ 138.8となり、「普通」の範囲内に収まります。
学校保健現場で標準採用されている「肥満度(%)」の判定基準
現在の学校健康診断では、ローレル指数以上に「性別・年齢別・身長別標準体重」に基づく肥満度(%)が重視されています。
【小学6年生 肥満度 計算式】
肥満度(%) = [(実測体重 − 性別・年齢別・身長別標準体重)÷ 身長別標準体重]× 100
日本小児内分泌学会および学校保健会の基準では、以下のように判定されます。
- −20%以下:高度やせ(専門医への相談推奨)
- −20% 〜 −15%:中等度やせ
- −15% 〜 +20%:普通(適正範囲)
- +20% 〜 +30%:軽度肥満
- +30% 〜 +50%:中等度肥満
- +50%以上:高度肥満
肥満度が+20%を超えて初めて生活習慣の見直しが推奨されるため、周囲の平均値と数キロ違うからといって過剰に心配する必要はありません。