ホーム・アローン2にトランプが出演した裏の真相とカット騒動の全貌

ホーム・アローン2にトランプが出演した裏の真相とカット騒動の全貌

ホーム・アローン2にトランプが出演した裏の真相とカット騒動の全貌の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

映画本編において、トランプ氏が登場する時間はわずか約7秒から10秒程度に過ぎません。その出演シーンは、物語の序盤でニューヨークに迷い込んだ主人公ケビン・マカリスター(マコーレー・カルキン)が、父親のクレジットカードを使ってプラザホテルに足を踏み入れた直後に訪れます。

豪奢な絨毯が敷き詰められたロビーで、黒のロングコートに赤いネクタイを締めたトランプ氏に対し、ケビンが「すみません、ロビーはどこですか?(Excuse me, where's the lobby?)」と尋ねます。トランプ氏はケビンを見下ろし、「廊下をまっすぐ行って左だ(Down the hall and to the left)」とぶっきらぼうながら的確に道を案内し、立ち去るケビンの後姿を不思議そうに二度見します。セリフはたった一行、動きも最小限のものでした。

撮影現場において、幼少期から天才子役として多忙を極めていたマコーレー・カルキンとトランプ氏の間には、深い会話や個人的な交流はほとんど行われなかったと伝えられています。コロンバス監督は後日、「現場でのトランプ氏は極めてビジネスライクであり、自身の見え方だけを気にしていた」と振り返っています。

実は、制作陣はトランプ氏を撮影したものの、劇場公開前の編集段階でこのシーンをカットする腹づもりでした。契約上は「撮影すること」が条件であっても、本編に採用するかどうかは編集権を持つ監督の裁量に委ねられていたからです。しかし、シカゴで行われた最初のテスト試写会で予想外の現象が起きました。トランプ氏がスクリーンに現れた瞬間、観客から驚きと大歓声が沸き起こったのです。観客の好意的なリアクションを目の当たりにしたコロンバス監督は、「観客がこれほど喜んでいる以上、エゴを捨てて残すべきだ」と判断し、最終編集版に残すことを決断しました。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。