フラエッテを語る上で避けて通れないのが、『ポケットモンスター X・Y』の物語の根幹を担った長身の男「AZ」が抱きかかえていた、黒と紅の花を持つ特異な個体、「えいえんのはな フラエッテ」の存在です。
通常のフラエッテとは姿・装飾が異なり、放たれる専用技「はめつのひかり」は威力140を誇るフェアリータイプ屈指の破壊力を有します。合計種族値も通常の371を大幅に超える「551」に設定されており、最終進化系であるフラージェス(合計552)に匹敵する規格外の性能を誇ります。
当時からデータ解析によって「えいえんのはな」にも紫と黒が反転したような美麗な色違いグラフィックが内部プログラム上に組み込まれていることが判明し、国内外のファンの間で激しい議論を巻き起こしました。ネット上には「AZのフラエッテを入手した」「色違いを孵化した」といった言説が散見されます。
しかし、厳然たる事実を明言すれば、「えいえんのはな(AZのフラエッテ)」は公式による正規配布やイベントでの解禁が一度も行われていません。オンライン対戦や交換市場に流出している個体は、例外なくセーブデータ改ざんや外部ツールを用いた不正な改造データです。これらを所持・移動させる行為は、ゲームデータの破損ばかりか、任天堂およびポケモン公式によるネットワーク利用停止措置(アカウントBAN)の対象となる深刻なリスクを孕んでいます。