「夏=半袖」という固定観念を捨てることこそ、大人のメンズコーデが劇的に垢抜ける近道です。2026年のメンズファッショントレンドにおいて、圧倒的な支持を集めているのが「長袖リネンシャツの袖を美しくまくるスタイル」です。
半袖シャツはどうしてもカジュアルさや幼さが前面に出やすく、肘から下の露出が増えることでコーディネート全体の品格を保つのが難しくなります。一方、通気性の高いフレンチリネンやアイリッシュリネンの長袖シャツを選び、袖を綺麗にロールアップすれば、知的な大人の色気とこなれ感を同時に演出できます。
ここで差がつくのが「腕まくり(ロールアップ)の技術」です。単に袖口をクルクルと適当に丸め上げるだけでは、袖口が太く膨らんで野暮ったい印象を与えてしまいます。おすすめは、イタリアの伊達男たちも愛用する「マスターロール(ミラノ巻き)」です。
- 手順1:カフス(袖口)のボタンを外し、カフスの幅の約2倍〜2.5倍の長さで、一気に肘の上あたりまで袖を大きく裏返して引き上げます。
- 手順2:残った下の生地を、カフスの下端に向けて半分折り上げます。
- 手順3:最後に、最初に引き上げたカフスの先端を1〜2cmほどチラリと覗かせるように折り返して整えます。
この巻き方を実践することで、袖口がずり落ちにくくなり、手首周りに立体的なアクセントが生まれます。手元には細身のレザーブレスレットや上質なシルバーバングル、あるいはシンプルなダイバーズウォッチを一点添えるだけで、洗練された大人の休日スタイルが完成します。