赤ちゃんが鼻水で寝れない夜の対処法|窒息を防ぐ姿勢と受診の目安

赤ちゃんが鼻水で寝れない夜の対処法|窒息を防ぐ姿勢と受診の目安

赤ちゃんが鼻水で寝れない夜の対処法|窒息を防ぐ姿勢と受診の目安の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

鼻づまりで苦しむ我が子を前に、親が最も注意しなければならないのが「就寝中の窒息リスク」と「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の防止です。苦しそうだからとうつ伏せや極端な横向きで寝かせることは、窒息の危険を跳ね上げるため小児科学的にも厳禁とされています。安全を確保しながら気道を確保する乳児鼻づまり寝かせ方の姿勢には、ミリ単位の慎重なアプローチが求められます。

最も有効な手法は、マットレスや敷布団の「下」に丸めたバスタオルを差し込み、頭から背中にかけて10度から15度程度のなだらかな傾斜を作ることです。頭部だけに枕やクッションを敷くと、赤ちゃんの細い首が前に折れ曲がり、かえって気道を狭めて窒息を招く恐れがあります。上半身全体を傾斜に乗せることで、後鼻漏による気道閉塞を防ぎ、自然な鼻呼吸をサポートできます。

また、固まった鼻水を柔らかくほぐす「赤ちゃん鼻水加湿と蒸しタオル」の併用は即効性があります。室内の湿度計が50%〜60%を指すよう加湿器を稼働させた上で、人肌より少し温かい程度の蒸しタオル(火傷防止のため必ず腕の内側で温度確認)を鼻の付け根に30秒ほど優しく当てます。蒸気を吸い込ませることで粘膜の腫れが引き、粘度の高い鼻水が劇的に排出されやすくなります。

鼻の入り口にこびりついた乾いた分泌物に対しては、「乳児鼻水綿棒オイルのやり方」が安全です。清潔なベビー綿棒の先端に精製ホホバオイルやベビーワセリンをたっぷりと染み込ませ、鼻腔の入り口から数ミリ程度の外側だけを円を描くように優しく拭き取ります。綿棒を鼻の奥深くまで挿入する行為は、粘膜を傷つけて出血させたり、くしゃみによる急な頭の動きで事故を招いたりするため絶対に避けてください。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。