2026年を迎えた現在、小坂菜緒は日向坂46の象徴的な存在としてグループを支えつつ、個人としても目覚ましい活躍を続けています。かつてのようにすべての表題曲でセンターに立ち続けるという形ではなく、後輩である3期生や4期生がフロントに立つ楽曲では頼もしいバックボーンとして支え、勝負どころの楽曲や特別なステージでは圧倒的なセンターオーラを放つという、メリハリの効いたプレイングマネージャー的な役割を担っています。
彼女の姿勢を如実に物語るのが、公式ブログで綴られた「日向坂46の力になれるよう、そして、道を示していけるよう、頑張っていきます」という言葉です。デビュー初期に見られた「自分がグループを引っ張らなければならない」という悲壮感にも似た気負いは消え去り、後輩たちへ背中を見せながらグループの未来を切り拓く覚悟がにじみ出ています。
アイドル活動以外のソロ領域でも確固たる地位を築いています。長年務めた『Seventeen』専属モデルを卒業後、集英社『non-no』の専属モデルとして同世代女性から絶大な支持を獲得。さらに、幼少期から培われた恐竜やアニメ、漫画に対するマニアックなまでの知識を活かした文化系メディアへの露出や、映画・テレビドラマへの出演など、従来の女性アイドル像に囚われない多角的なアプローチを展開しています。