幕張メッセ遠征の拠点として「東横イン千葉幕張」を探した際、海浜幕張駅周辺のマップ上で見つけられないのは当然である。結論から言えば、東横インは海浜幕張駅の駅前や幕張メッセの徒歩圏内には1棟も建てられていない。これが「東横イン千葉幕張は実在しないのでは」という噂がネット上で流布する根本的な理由である。
しかし、ホテルそのものが架空の存在というわけではない。公式発表資料および楽天トラベルやじゃらん等の旅行予約データを確認すると、「東横INN千葉幕張」という名称の施設は千葉市美浜区幸町に現存、あるいは流通情報として登録されている。だが、その公式アクセス案内には「JR京葉線稲毛海岸駅より車で約10分」「幕張メッセまで車・電車で約20分」と明記されているのだ。
幕張メッセの最寄り駅はJR京葉線の「海浜幕張駅」である。これに対して稲毛海岸駅は海浜幕張駅から新習志野を挟んで2駅離れており、さらにそこから「車で10分」の内陸・臨海流通エリア寄りに位置する。つまり、「幕張」というネーミングに惹かれて予約した旅行者が、現地へ到着してから「駅前ですらない」という過酷な事実に直面する構図が生まれている。