万が一、愛犬が睡眠中に本格的な痙攣発作を起こした際、最も重要なのは飼い主自身の冷静な行動です。慌てて大きな声を出したり、体を激しく揺すって起こそうとしたりしてはいけません。外部からの強い刺激は脳の興奮を煽り、発作を長引かせる危険があります。
また、舌を噛まないようにと口の中に指を入れる行為は、犬が反射的に強く噛み締めて大怪我につながるため絶対に避けてください。周囲にある家具の角や落下物など、ぶつかって怪我をする恐れのある物を素早く遠ざけ、安全なスペースを確保します。
その上で極めて有効なアクションがスマホによる動画撮影です。発作の様子(目の動き、手足の突っ張り方、呼吸状態)を数秒でも動画に収めておくことで、診察時に獣医師が発作の種類や病変部位を正確に特定するための貴重な手がかりとなります。