インターネット上の検索窓に「宇随天元 嫁」と入力すると、関連ワードに「死亡」という不穏な単語がサジェストされることがあります。この噂の出どころを検証すると、遊郭編終盤における凄惨な戦闘描写に起因する誤認であることが判明しています。
劇中において、雛鶴は堕姫の帯に捕らえられた上に毒を浴び、自害寸前の危機に瀕しました。さらに上弦の陸(妓夫太郎・堕姫)との決戦直後、天元自身も猛毒に侵されて心停止寸前の重篤な状態に陥っています。この絶体絶命の光景が読者や視聴者に「誰か犠牲になったのではないか」という強烈な不安を与え、死亡説としてネット上に拡散された背景があります。
事実は明確であり、3人の嫁は全員生存しています。天元の体内を巡った猛毒も、竈門禰豆子の血鬼術「爆血」による浄化によって一命を取り留めました。
遊郭編の激闘で左目と左手を失った天元は、音柱を引退。その後の生活では、3人の嫁たちが天元を手厚く看護しながら、鬼殺隊のサポート役に回っています。「柱稽古編」では、炭治郎たち若手隊士に対する過酷な基礎体力訓練を天元が指導する傍ら、雛鶴・まきを・須磨の3人が大量のおにぎりや滋養のある食事を振る舞う姿が描かれました。過酷な戦場から生還した4人が、確かな平穏を分かち合っている様子はファンの心を強く打ちました。
さらに最終決戦(無限城編)において、天元と3人の嫁は元炎柱・煉獄槇寿郎とともに、新当主となった産屋敷輝利哉の護衛任務を担当。鬼の襲撃から幼い指揮官を守り抜き、誰一人欠けることなく無惨討伐後の平和な時代を迎えることに成功しています。