薬を飲んでもなかなか効かないと感じる場合、服用のタイミングに原因があるケースが少なくありません。鎮痛薬の即効性を最大限に引き出す最大の秘訣は、「痛みが本格化する前の初期段階で飲むこと」です。プロスタグランジンが体内で大量に産生されてしまってからでは、薬が効き始めるまでに時間がかかり、体感的な効果も薄れてしまいます。
また、早く治したいからといって決められた服用間隔を縮める行為は厳禁です。市販の痛み止めは基本的に最低でも4時間以上、ロキソプロフェン製剤などの強力なタイプは通常4〜6時間以上の間隔を空けることが用法用量で定められています。
体内に前回の薬効が残っている状態で追加服用すると、血中濃度が危険域まで上昇し、胃腸障害や腎機能への負荷が急激に跳ね上がります。服用時は必ずコップ1杯程度の十分な水または白湯で飲み、胃の中での崩壊と吸収をスムーズに促す環境を整えてください。