柚木の作品がこれほどまでに愛されるのは、日常の暮らしの中に自然と溶け込む親和性があるからだ。長年にわたりパートナーシップを組んできたIDÉEによるプロダクト展開では、彼の描き出したポスターやクッションカバー、ファブリックパネルが多くの住空間を彩ってきた。
今回の展示会場に併設された特設ショップでは、展覧会限定のオリジナルグッズがずらりと並ぶ。リネン素材のトートバッグや型染めの意匠を落とし込んだステーショナリー、さらには図録まで、手にとるだけで心が躍るラインナップだ。展示を観終わった後、その余韻を自分の部屋へと持ち帰ることができる点も、本展の大きな満足度につながっている。