競技場のすぐ西側を流れる山崎川は、日本さくら名所100選にも選ばれた名古屋屈指の景勝地だ。春には満開の桜がトラックを借景のように彩り、秋には紅葉のアーチがランナーたちを包み込む。無機質になりがちな本格派陸上施設にあって、この豊かな自然環境は訪れる者の心を和ませる。
練習の合間に川沿いの遊歩道へ足を伸ばせば、せせらぎの音と野鳥のさえずりが耳に届く。過度な緊張感をほぐすリフレッシュエリアとして、また散策やウォーキングを楽しむ近隣住民の憩いの場として、スポーツ施設と自然環境が見事な調和を保ち続けている。